粉飾決算の暴露から始まったユーロ危機
投稿日:2011/11/17/投稿者:夢のとひら
>ユーロ加盟国やハンガリー、ラトビアなどの中東諸国まで波及したユーロ危機
ユーロ危機は2009年10月のギリシャ政権交代による国家財政の粉飾決算の暴露から始まった経済危機です。
ユーロ加盟国やハンガリー、ラトビアなどの中東諸国まで波及したと言われています。
そもそもEU連合国をユーロの統一通貨にした結果、PIGSと呼ばれる自国の力のみでは金融財政部門の改善ができない国に対し、ドイツやフランスのマネーが大量に投資されるというマネーフローの問題
がありました。
そしてPIGSのうちのひとつであるギリシャが粉飾決済をしていたということが発覚し、その結果、ドイツやフランスのマネーがさらにギリシャへと流れることとなりユーロ加盟国すべてが
経済危機に瀕したということです。
ユーロ発足当初は「赤字は3%以内、援助はなし」という条件だったにもかかわらず、大国のフランスでさえ8%の赤字となり、その条件はすべて破られる状態となってし
まいました。
この結果を見て、果たして経済の規模が異なるにもかかわらず統一通貨というスタイルでいいのかどうかという議論もなされはじめました。
実際はユーロのような統一通貨を採用
していなかったとしてもギリシャが粉飾決済をしていたことが発覚したことで少なからず影響のある国もあるはずです。
ギリシャに融資をしていた国や、ギリシャとの貿易が活発な国なんかはかなりのダメー
ジでしょう。
実際にユーロ加盟国以外でも連鎖して経済危機に陥った国もあります。
それに加えて統一通貨。
ギリシャの財政赤字が実際は12.5%だったことにユーロ不安が生
じ、売りに走り出しました。
そしてヨーロッパ全体が経済危機を迎えることとなったのです。
このように国家間の関係を見ればわかるとおり、1国が落ち込めば連鎖的に近隣諸国も落ち込んで
しまいます。
なぜそうなるかというと、結局は投資家が「不安になり売りに走るから」です。
投資家全体の気運が売り傾向に偏ってしまえば、どんな政策をしたとしても焼け石に水。
過去の例を見るとそんな気がしてしまいます。
ユーロ危機の発端はギリシャの粉飾決済からですが、投資家の気運というのはどんなニュースで動き出すかもわかりません。
FX投
資家であればその気運をいち早く察知して、大暴落してロスカットという自体をさけなければならないでしょう。
こうした大暴落は「普段は結構下がってもロスカットされない額で取引している」なんて安全
策を打っている投資家をも飲み込みこんでしまうのです。
とかくセットで扱われがちなFXと株式投資ですが、市場を読んだりチャートを見たりする点ではやはり似ているようです。どちらが良いかは一概に言えないですが、国内や海外の景気や政治の動きにアンテナをはってその場その場で良い部分を利活用すると良いと思っています。